最近、就活中の学生さんや新卒社員の人たちと仕事した時に感じることがあるので書いておこうと思う。
「努力の方向を間違えるな」という話だ。

僕は、会社を経営し、30歳を超えたあたりから働き方を少しずつ変えている。自分を実験台にして、どの働き方がパフォーマンスを出せるのか試しているという感じだ。なぜこんなことをしているかというと、20代の働き方で変えないといけない部分があると感じたからだ。

僕は20代のとき、スタートアップでバリバリと働いていた。7時半には出社して帰りは深夜1時くらいに帰るようなライフスタイルだった。20代に長時間働くというこのライフスタイルが間違っていたかどうかは、いまだにわからない。

しかし、この働き方をする前提が間違っていた。

当時、僕の頭の中には、

失敗すると今まで積み上げてきたものがダメになってしまう。企業は多くの人たちの想いで作られている。それを僕の行動が無にしてしまうのは避けなければならない。

という考え方があった。

今、自己を見つめなおした時、これは単に

死ぬ気で働けば失敗を回避できる

という考え方そのものだった。これは全くと言っていいほど、健全な考え方ではない。
努力は失敗の確率を下げる要因にはなるが、どれだけ努力をしても失敗を完全になくすことはできない。

最初に戻るが、就活中の学生さんや新卒社員の人たちは、もっと失敗を恐れずにチャレンジしたほうがいい。
会社によっては、一回の失敗で出世の道が途絶えてしまうかもしれない。
一回の失敗で評価が下がってしまうかもしれない。
一回の失敗でレッテルが貼られてしまうかもしれない。
しかし、マイナスの無い生き方より、プラスを追う生き方のほうが絶対に人生豊かになる。パフォーマンスも上がる。
失敗は、あなたが努力をしても絶対に起きるから。
努力は、失敗をしないためではなく、失敗をしても成功につなげるためにするべきである。